オーリンズフォークのオーバーホール

2008.08.01 23:39 CUSTOM, NEWS

ドカティ749Rのオーバーホールをやってみたのですが、その時に感じたことをかかせていただきます。
この車両はサーキットをメインに使用(約4000キロ)されているのですが、私が試乗させていただいた感じでは、どうもフロントの動きが渋く、また硬く感じました。おそらくスラッジ等がたまり、減衰力が発揮できず、その結果セッティングを難しくし、イニシャルを掛けすぎているのでは、との推測をたてました。
実際、分解してみると、上澄みはきれいなのですが、カートリッジの下部あたりからは黒いスラッジ混じりのオイルが出てきました。
高級なフォークほど、初期のメンテの重要性をかんじますね。
今回、オイルが漏れていたわけではないので、シールはそのまま使用です。オイルはモチュールファクトリーラインです。
オーバーホール後、使用していただいたのですが、フロントの動きがわかりやすく、車体の姿勢変化を上手く使え、安心感が得られたとのコメントをいただきました。なんといってもドカはコーナーリングが魅力ですから、このコメントは嬉しかったですね。
次は、リアもやらせていただく予定です。

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