鈴鹿8耐(6)
マシンを受け取り、ピットロードを出て行く時、よし、俺の出番だ!とばかりに、気合を入れていきました。やっと本番だ!という嬉しさと、押して帰ってきて、僕に走るチャンスを与えてくれたペアライダーに、もう一度マシンを渡すぞ!という気持ちで、冷静にかつ熱い走りを心がけて、周回を刻んでいきました。いよいよ交代のサインがボードで示され、ピットに帰ってきます。マシンから飛び降り、ペアと交代します。ペアの背中をたたいて、ピットロードに送り出し、僕の最初の走行が終わりました。炎天下の中にもかかわらず、走ってる最中は暑さを感じなかったことを覚えています。