皆様のご支援のおかげで、2009年サウスエリアのシリーズチャンピオンをシンゴ選手が獲得することができました。
写真は各シリーズ戦のトロフィー、及びチャンピオン賞です。
本当のライダー共々、深く感謝しております。ありがとうございます。
シリーズを振り返ってみると、結果的には、全5戦中、4勝と上出来だったのですが、新型マシンということもあり、手さぐりでセットアップを試みる毎日でした。
ライダー、スタッフがともに、勝利への執念を燃やし続けられたことが、良かったと思っております。
GSXR1000K9はSTDのエンジンでも、かなりのポテンシャルを示してくれましたし、足回りもそこそこセットアップで乗りやすくすることができました。
ライダーは、セコンド(私)のアドバイスを素直に受け入れ、ライディングを進化(変化)させてくれました。
チームクルーは、忙しい日々の中、時間をつくり、ピットクルーを頑張ってくれました。
クルー以外にもたくさんの応援の方々に支えられました。
最高のレースシーズンが送れたと思っております。
ほんとうに感謝です。
今シーズンについては、まだ未定です。
経済状況が厳しい昨今、メーカー各社も苦戦を強いられております。
プライベーターの象徴のような、わがチームも状況はかわりません。
やれることをやる、という信念で進んでいきたいと考えておりますし、
ロードレースを盛り上げたい気持ちはかわりません。
サーキットで去年以上の活躍ができれば、と思っておりますので、今年もよろしくです。
また、レースをされる方以外のサーキット走行される方のサポートもさせていただきたいと考えておりますので、ご利用ください。
九州は3つもサーキットがございますので、楽しんでいきましょう。
11月1日にオートポリスにて行われました、サウスエリア戦の結果のご報告です。
結果からお伝えいたしますと、予選3位、決勝1位優勝でした。皆様のご支援のおかげで、最終戦を飾ることができました。
本当にありがとうございました。
午前中から雨が降り出し、予選が始まる頃には大雨になっていました。慌ててレインタイヤに履き替え、予選スタート。
視界も怪しい中、序盤はトップタイムを刻んでいたのですが、終盤になると、徐々にペースを上げた2台のR1にラップを塗り替えられ、3位フィニッシュとなりました。
まぁ、転ばないよう指示をしていたので、良しとして。しかしながら、ポールをゲットした江崎選手のR1は、
2位以下を1秒以上引き離しての堂々のポールで、同じピレリレインタイヤをはいていましたので、あっぱれでした。
決勝は午後1時スタート予定でしたが、雨で若干のずれがでました。雨も弱くなる兆しもなく、豪雨の中の決勝となりました。
ところが、ウォーミングアップランで、ビッグなアクシデント! ポールスタートの江崎選手が、ジェットコースターあとの右コーナーで、まさかの転倒、起き上がることが出来ずそのままリタイヤとなってしまいました。転倒車のクリア作業のため、スタートはいったんディレイ。もう一度ウォーミングアップランから仕切りなおし、再スタート。
スタート失敗した、シンゴ選手はすぐに追いつき、トップを走るも、視界不良のため、自身赤旗を要求。中断となりました。
数十分の中断の後、再再スタート。寒い中、雨に濡れ、体温は下がり、震えがとまりません。
タイヤウォーマーで手を温め、レースに臨みます。
いざスタート。またしてもスタート失敗。4,5番手に沈みます。
なんとかトップ集団にくらいつき、3番手まで浮上。
そしてまたアクシデント。トップを虎視眈々と狙っていたダイゴロウ選手が転倒。くしくもまたジェットコースター後です。
よって、2番手に浮上したシンゴでしたが、トップのR1は速く、ペースをどんどん上げて、逃げ切りをはかります。
レースも後4周となった頃、トップとの差は、6秒以上ついていました。
皆がもう追いつくことは無理だな、と思い、今日のレースは2位かと思っていた矢先、シンゴがペースを上げていきます。
毎週1秒以上、差を詰め、ラスト2週の第二ヘアピンで仕掛けます。残念ながら追い抜くことが出来ず、逆に差が広がってしまいました。
それでもあきらめない男なので、ラストラップ、また同じコーナーのブレーキング競争に打って出ます。
なんとか押さえきり、トップに浮上。その後、安定して走りきり、ギリギリの勝利をむしりとりました。
雨の中、ライダーたちも大変だったでしょうが、チームクルーや、応援団、観客の皆さんも寒くて大変だったと思いますが、
熱いレースをお見せできたと思っております。
皆様大変有難うございました。
これでシリーズ戦終了となりますが、これからも応援よろしくお願いいたします。
11月1日、オートポリスにて行われますレースが、ついに今年最後のエリア戦となりました。
思い起こせば、3月の新型マシンの入荷以来、めまぐるしく忙しい日々がつづきました。真夜中までの作業の連続と、たくさんの皆さんの応援、そしてライダーの頑張りもあり、最終戦を待たずに、シリーズチャンピオンを獲得できたことを感謝いたしております。
まだ、半年くらいしか経っていないのですが、何度も仕様変更で、サスペンスションの分解、組み立てを繰り返したりしていたことが、随分前のことのように感じます。今年のエネルギーを前半で使っちゃった感じですかね。
最終戦は、ライダー本人の目標と、今後の成長のため、頑張ると思いますので、変わらぬ御支持をよろしくお願いいたします。
CB750FC用のブランニューディスクのプロトタイプが出来上がりました。(実際のリリース商品とは異なります)
早速、装着してみましたが、なかなかのルックスではないでしょうか。
今から、市街地での走行テストに入ります。ブレーキの効力に不満をお持ちのユーザーの方、ご期待ください。
また、サンスター様のHPにて、実際のリリース商品のデザインアンケート等、実施されておりますので、そちらのほうもどうぞ宜しくお願いします。テスト結果に付きましては、また後日アップ予定です。
9月20日に行われました、チャレンジカップ第4戦は、予選2位、決勝2位という結果でした。
たくさんの皆様の熱い応援、誠に有難うございました。
開幕以来の連勝は3でストップしましたが、JSBクラスのシリーズチャンピオンを獲得することができました。
当初からの目標を達成できて、ほっとしております。有難うございます。
レースの内容としましては、熊本レーシングの吉田選手がポールTOウィンを飾ったのですが、
スタートから前半は、何度かシンゴもプッシュを試みたのですが、その後ジリジリと離されてしまいました。
ただ、前回のレースよりもタイム的に1秒以上速いラップでの戦いでしたので、本人にとっては、自己ベストタイムの更新も含め、得るものはあったのではないでしょうか。優勝した、吉田光弘選手は実弟でもありますので、吉田兄弟のワンツーフィニッシュを喜びたいと思います。
ご報告でした。
CB750FC用のブレーキディスクのリリース計画を進めています。
これは、CB750FCのSTDディスクの廃盤に伴い、ノーマルのホイールをはき続けたい方のために、ノーマルのルックスを踏襲しつつ、現代の技術でリメイクした物を!という思いでリリースに向けて進んでおります。
CBファンの皆さん、ご期待ください。
各種削り出しのボルト類を多数取り揃えております。
中でも、当店でしか入手できない、オリジナルのスタッドボルトが人気です。
これは、マフラーのフランジ部のボルトで、純正の鉄製のものを、削り出しのステンレス製に換えるものです。
グレードアップ効果はもちろん、錆付きによるマフラー交換時のトラブルも防げます。
同時に、削り出しのナットに換えるとさらに格好良いですよ。
マシンを受け取り、ピットロードを出て行く時、よし、俺の出番だ!とばかりに、気合を入れていきました。やっと本番だ!という嬉しさと、押して帰ってきて、僕に走るチャンスを与えてくれたペアライダーに、もう一度マシンを渡すぞ!という気持ちで、冷静にかつ熱い走りを心がけて、周回を刻んでいきました。いよいよ交代のサインがボードで示され、ピットに帰ってきます。マシンから飛び降り、ペアと交代します。ペアの背中をたたいて、ピットロードに送り出し、僕の最初の走行が終わりました。炎天下の中にもかかわらず、走ってる最中は暑さを感じなかったことを覚えています。
7月12日におこなわれました、チャレンジカップ第3戦にエントリーしたシンゴ選手は、予選1位、決勝1位でフィニッシュ。このシリーズ戦、開幕以来の連勝を3に伸ばし、シリーズチャンピオンへまた一歩近づきました。これも皆様の熱いご支援のおかげです。まことにありがとうございます。
また、チームクルーの影ながらのバックアップも勝利に大きく貢献しております。ライダーともども感謝です。
レースの展開といたしましては、今回ライバルが少なく、1、2戦とは違って、若干余裕の展開でした。ポールポジションからスタートし、一度もその座を譲らず、2位以下を33秒以上引き離し、ブッチギリの優勝でした。タイム的には、ライダーも満足していないのですが、シリーズ戦を考えるとタイムを削りすぎて、転倒のリスクを増やすわけにもいきませんので、確実な仕事をこなしたという感じです。
次戦は、またオートポリスです。全日本選手権で大転倒を喫した借りを返すべく望みたいと思います。応援宜しくお願いいたします。ありがとうございました。
ブレンボの装着例、1台目はヤマハV-MAXです。
ベストセラーのオートバイですが、俄然設計が古く、ブレーキもクラッチもレバー位置の調整すらできません。
おまけに、クラッチは意外に重く、長距離のライディングではつらくなる方も多いはず。
ワイズギアにもキットが販売されていますが、予算に問題がない方は、ブレンボも選択肢にいれていただきたいですね。
ブレーキは、19パイラジアルのおかげで、握りこむ感覚を楽しめますし、レバー比も2通り楽しめます。
クラッチは、これまた絶品で、軽く握りこめ、繋がるポイントも掴みやすいです。信号待ちで、長い時間握っていても大丈夫な感じです。
もちろん、レバーの位置の調整範囲も広いです。
ただ、これらの装着には、ブレーキホースの変更を伴うことが多いので、ここで、私の出番がやってきます。
写真のように、ステンレスの各種フィッティングを用いて、ゴージャスなパイピングを試みてみたつもりです。
ワークス風になったでしょうか。お客様には、ご満足いただけたと思っておりますが。
快適なクルージングを楽しんでいただけますように。