カワサキバリオスのエンジン不調の原因を追究していると、あまりにもふけ上がらないため、進角を疑いたくなるところまで行きつきました。
そこで、イグナイターの作動が正常か否かを診断しなければいけません。
そこで、カワサキにはイグナイターを診断するチェッカーが用意されています。
何年ぶりかにこのチェッカーを使ってみました。
インジェクションモデルが増えてきて、パソコンばかりを使用する機会が増えましたが、旧車ブームもあり、今後も使用する機会が増えそうです。
サーキットは寒くて走れないので、この隙にレーサーの基本整備をやってます。
セローも今年でファイナルとなるようです。
非常にいろんなユースに対応するモデルだと思いますので、残念ですね。
CB750FCを8年の眠りから起こし、始動し、ナンバー取得しました。
今年は、FCにも乗りたいと思います。
サイレンサーステーを削り出しと溶接にて作製。
キャッチタンクも作製。スペーススッキリです。フューズボックスも取り付け。
ブレンボマスターにスモークタンクを合わせました。格好良いすね。
長い時間を費やして、完成です。
全日本ロードレースGP2クラスで、チャンピオン争いしている作本輝介選手来店。
残りのレースで、チャンピオン決めてもらいたいですね。
私の年齢の約半分の若さなんで、登りつめてもらいたいですね。
GW連休中、店内のメンテナンスを行ってます。
工場床のペンキ塗りも、なかなか大変です。
設備、機械等、ものが多いので、少しずつ移動しながらです。
チェーンライン出しのためと、リアキャリパーとディスクローターとの位置を合わせるため、寸法出しをし、いろんなカラーを削り出します。
実際にドライブチェーンを装着し、確認します。
トルクロッドは削り出し、リジッドマウントです。
これでリア廻りは完成です。
フロントも同じようにキャリパーの位置合わせのため、カラーが必要となります。
足回りが完成したので、次はエンジン廻りですが、今回オーナー様のブラック嗜好のため、オイルクーラーもブラックです。
バックステップもブラックで、ブラックのブレンボマスターを無理無理に装着。かなり加工は時間かかりました(汗)
ダイナモからの交流線(黄色)が硬くなっていたので、新品に換装。
発電効率向上しましたね。
新品のヨシムラTMR(MJN)を装着し、いよいよエンジン始動。
なんとも一発始動で気持ちよかです。
吹け上がりも上々。
形になってきました。
登録完了いたしましたので、まず、私が僭越ながら試走させていただきまして、エンジンの調子と、足回りのセットをさせていただきました。
やはり、エンジンは始動性もよく、ギアの入りもスムーズですね。有名チューナーは違います。
ハーネス類も換装しましたので、バッテリーの充電電圧も正常値です。
フレーム補強もあり、スピード上げても安定感のある走りになりました。
いよいよご納車です。
長い時間かかりましたが、これからもっと長い時間をこのZ1と共有していただきたいと思います。
ありがとうございました。